10月はじめの肌・喉・目をいたわる養生

10月に入っても、日中はまだ暑く、汗ばむ日が続くことがあります。
その一方で、「なんとなく肌がつっぱる」「口元や目元が乾きやすい」「喉が乾く」「目が疲れやすい」と感じることはありませんか。この時期は、暑さが残っているぶん、乾燥の始まりに気づきにくいことがあります。
汗をかく、冷房のある室内で過ごす、夏の紫外線の影響が残っている。
そうしたことが重なって、肌・喉・目に少しずつ乾きが出やすくなることがあります。今回は、10月はじめに意識したい、肌・喉・目をいたわるうるおい養生をご紹介します。
汗ばむのに、乾きを感じやすい10月はじめ

10月に入っても、日中は暑さが残り、汗をかく日が少なくありません。
そのため、「まだ暑いから乾燥は先のこと」と思いやすいかもしれません。
けれど実際には、汗をかいたあとや、冷房のある室内で長く過ごしたあとに、肌や喉、目の乾きを感じることがあります。
たとえば、肌がつっぱる感じがしたり、口元や目元がカサつきやすい。
または、喉が乾いて飲み物が欲しくなったり、目がしょぼしょぼしたり、疲れやすく感じたり…。
そんな小さな変化は、10月はじめにも起こりやすいものです。
暑さが残る時期は、汗ばむことと乾くことが同時に起こりやすい時期でもあります。
まずはその変化に気づき、うるおいを守る意識を少し持つことから始めてみましょう。
食欲がない日ほど、ご飯を抜きすぎない

食欲がない日は、つい冷たい麺類や飲み物だけで済ませたくなります。
もちろん、無理にたくさん食べる必要はありません。大切なのは、抜きすぎず、偏りすぎず、少しだけ体に必要なものを足すことです。
そうめんに卵や豆腐、薬味を添えてみたり、冷たいものを食べた日は、温かい汁物を一品足してみましょう。
食べやすいものを選びながらも、体を消耗させすぎない食べ方を意識してみましょう。
夏の名残が、肌に出やすいころ

夏の間は、強い日差し、汗、皮脂、冷房などの影響を受けやすくなります。
10月はじめは、その名残が肌に出やすい時期でもあります。
なんとなく肌がごわつく。
化粧のりが安定しない。
口元や頬がつっぱる感じがする。
そんなときは、「急に季節が変わった」というよりも、夏を過ごしてきた肌をやさしくいたわるタイミングと考えるとよいかもしれません。
この時期に大切なのは、何かを強く足すことよりも、落としすぎないこと、乾かしすぎないこと、やさしく整えることです。
まずは毎日の洗顔や保湿を見直して、肌に負担をかけにくいケアに寄せてみましょう。
汗はやさしく落として、洗いすぎない

汗ばむ日は、顔も体もさっぱりしたくなります。
何度も洗いたくなることもあるかもしれません。
ただ、乾きが気になり始める時期は、洗いすぎやこすりすぎに少し気をつけたいところです。
洗顔やシャワーのあとは、清潔にすることを大切にしながらも、必要以上に落としすぎないようにする。
ぬるめのお湯を使う。
タオルでゴシゴシこすらず、やさしく押さえるように水分を取る。
そうした小さな工夫だけでも、肌への負担を減らしやすくなります。
汗をかく時期だからこそ、強く洗いすぎるのではなく、やさしく落として整える。
それが、10月はじめのうるおいケアの基本になります。
保湿は“重くする”より、こまめに足す

まだ暑さが残る時期は、こってり重たいケアが合いにくいと感じる方もいます。
そんなときは、無理に重たい保湿に切り替えるより、軽やかに、こまめにうるおいを足す意識がおすすめです。
洗顔後や入浴後は、あまり時間を空けずに保湿をする。
化粧水やジェル、乳液など、自分が使いやすいものを取り入れる。
特に、口元、目元、首元など、乾きを感じやすい部分は少し丁寧に見てあげる。
それだけでも、日々のうるおいケアは変わってきます。
10月はじめは、汗ばむ日もあり、乾く日もある。
だからこそ、「まだ暑いから何もしない」「乾燥の季節だから急に重くする」と両極端になるより、今の肌に合う軽やかな保湿を続けていくことが大切です。
喉の乾きは、水分と室内環境を見直すサイン

肌だけでなく、喉の乾きも気になりやすい時期です。
暑さが残る日は汗をかきやすく、室内では冷房や除湿の影響を受けることもあります。
そのため、気づかないうちに喉が乾きやすくなることがあります。
そんなときは、水分補給のタイミングを少し見直してみましょう。
のどが渇いたと感じる前に、少しずつ飲む。
冷たいものばかりに偏らず、常温の水や温かい飲み物も取り入れてみる。
室内の空気が乾いていると感じる日は、環境も少し見直してみる。
それだけでも、過ごしやすさが変わることがあります。
喉の乾きは、体からの小さなサインのひとつです。
無理に我慢せず、こまめにいたわる意識を持ってみましょう。
目元も、残暑の疲れが出やすい場所

10月はじめは、まだ日差しの強い日があり、スマートフォンやパソコンを見る時間も長くなりやすいものです。
そのため、目元の疲れや乾きを感じやすくなることがあります。
目がしょぼしょぼする。
まばたきが少なくなっている気がする。
夕方になると目元が疲れやすい。
そんな日は、画面を見続ける時間の合間に、少し目を休める時間を入れてみましょう。
遠くを見る。
一度目を閉じる。
まばたきを意識する。
照明が明るすぎると感じる夜は、少し落ち着いた環境にする。
目元もまた、毎日の中でいたわってあげたい場所です。
夜は、肌・喉・目をいたわる時間にする

1日の終わりは、肌・喉・目をいたわる時間にしてみましょう。
夜のうちに少し整えておくことで、翌朝の感じ方が変わることもあります。
入浴後は、肌が乾ききる前に保湿をする。
喉が乾いている日は、水分を少しとる。
目が疲れていると感じる日は、寝る前のスマホ時間を短めにする。
部屋の空気が乾いていると感じる日は、過ごし方を少し見直してみる。
大切なのは、特別なことを増やすことではなく、1日の終わりに少しやさしく整えることです。
10月はじめの夜は、うるおいを守る時間として過ごしてみましょう。
まとめ|10月はじめは、汗ばむ日にも“うるおい”を意識して

10月に入っても暑さが残ると、汗ばむ日が続く一方で、肌・喉・目には少しずつ乾きを感じやすくなります。
そんな時期は、強く変えることよりも、やさしく整えることが大切です。
汗はやさしく落とす。
保湿は軽やかに、こまめに足す。
水分は少しずつとる。
目元も休める時間を作る。
夜は、肌・喉・目をいたわる時間にする。
どれも特別なことではありませんが、小さな積み重ねが、毎日の心地よさにつながっていきます。
10月はじめは、まだ暑さの残る暮らしの中で、うるおいを守る習慣を少しずつ取り入れてみましょう。